田七人参は最高級漢方?そもそもどんなものなの??

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田七人参は、最高級の漢方として古くから多くの文献に登場しています。約500年前からその薬効が証明され、中国では“金不換”と呼ばれ、金にも替えがたいほどの貴重なものとされていました。ではなぜ田七人参がそう呼ばれているのか? ちょっと覗いてみたいと思います。

最高級漢方と呼ばれる所以って?田七人参の歴史

田七人参は強い生命力を持ち、なんと2億5千年前から存在している「最古の人参」とされています。生育条件はかなり厳しく、高山(標高2000m以上)であることに加え、平均気温が約11度以上、雨量が豊富なことなどの条件を要します。また収穫するまでに3~7年を要し、収穫すると約10年はその土地に草も生えないほど土地の栄養分を吸収してしまうのです。この土壌と気候条件を最も満たす地域が、中国雲南省や広東省なのです。

そんな希少で貴重な田七人参は、中国の本草学史上において有名な薬学書「本草綱目」の中で、田七人参(三七人参)は、「血を止め。瘀血を留めず、痛を鎮め、腫れを消す。」と書されています。
※本草網目(草部題12巻、37綱目)

さらに中国最古の薬学書といわれている「神農本草経」では、65種の植物・動物・鉱物を薬として紹介しているのですが、その中で田七人参は上薬に分類され、命を養う薬とされ紹介されています。当時より中国では王族や権力者だけが手に入れることのできる最高級漢方とされ、“金不換”と呼ばれる所以とされています。

そんな田七人参が日本で初めて紹介されたのは1955年頃だといわれています。

中国から日本へ… 田七人参に秘められたパワーとは?

長い歴史で田七人参が変わらず愛されている理由には、どのようなものがあったのでしょうか?

日本で田七人参の効果が話題になったのは、当時京都薬科大学の木島孝夫博士により5年にわたる実験の結果、1992年に日本癌医学会にて、さらに日本薬学会にて「田七人参のガン抑制効果」が発表されて話題になりました。※1

また世界各国の医学研究所などで、田七人参についての研究が行われており、その効能はまだまだ進化し続けているといわれています。
 

【成分】 【効能】
サポニン  肝機能改善、抗癌効果、血糖値降下作用、抗ストレス作用、血流改善
有機ゲルマニウム インターフェロン(ウイルス抑制因子)の誘発、ウィルス増殖抑制 
田七ケトン  冠状動脈疾患の改善、血中コレステロールの減少
アセチレン化合物 ガンなど腫瘍に対する抑制効果
デンシチン  止血作用、鎮痛効果


田七人参に含まれる多くの成分が、体のさまざまな病気の改善に有効とされているのです。

田七人参が昔から愛される続ける理由

いまださまざまな研究が行われている田七人参。その効果は歴史からもわかるように、多くの人に実感され、証明されていることが何より愛される理由なのかもしれません。田七人参のもつ生命力は、わたしたちの生命力を高めてくれる唯一無二の漢方薬なのかもしれません。

※1 参考文献:日本、欧米、中国に於ける研究と臨床
http://www.lebenskraft.co.jp/denshichi/fail_5.html